フラワーリースの起源

最初は、フラワーリースの美しさに惹かれて、自分でも手作りしたくなり、あれこれ調べて本当に作ってみました。そして作ってみたら、その過程が夢の様に楽しくて、もっと多彩なバリエーションで手作りしたくなりました。それから、何点ものフラワーリースを作ってゆく間に、「フラワーリースは、誰が最初に作り出したのか?そして何の為に作ったのか?」こんな事を考える様になって来られた方も、いらっしゃるに違いありません。

このお花が美しいのは誰にとっても同じなのですが、それを単に揃えて花束にするだけでは物足りなくて、フラワーリースのような形状の作品に作り上げたのです。よく考えるとそこには、何等かの必然性があったとしか考えられません。

そこでこの章では、こんなフラワーリースの起源を探ってみることに致しましょう。そこで先ず貴方は、この世にフラワーリースを誕生させた国は、一体何処だと思われますか?実はこれは、ギリシャだとされているのです。それでは、古代のギリシャと聞きますと、真っ先に連想するのが、そうです、オリンピックですね。

特に現代のオリンピックは、ギリシャが発祥の地であったのは、周知の事実です。そのギリシャに於ける古代オリンピックの際、当時は金メダルや銀メダル等は存在しませんでした。従ってその代用として勝者に贈ったのが、リースであったと伝承されているのです。それも、華麗なフラワーリース等ではなく、オリーブや月桂樹の葉で作られたリースだったのです。多分、グリーン一色のリースだったのに、相違ありません。

皆様も、「勝者に月桂樹の冠を授ける。」という、古代オリンピックの伝説を読まれた事がおありでしょう。何とあの冠がリースの原型だった発見には、深い感慨を覚えずにはいられません。ともすると、少女趣味的に受け止められる傾向のあるリース作りですが、こういう歴史的背景を知ると、文化と教養のある営みだったのかと、自信が持てるのではないでしょうか。

このリースが、やがては12月24日に、クリスマスリースとして使われる様に進化して行ったのです。だからでしょうか、このクリスマスリースの場合、リースを覆い隠す程にお花で埋める事はしないのは、未だこの段階だったからかも知れません。

そしてお花を溢れんばかりに使用したフラワーリースが作られる様になったのは、もっと後の事になる訳ですが、リースそのものの歴史は気が遠くなる程に古いのです。
 
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